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九州の秘境​ - 大自然の造形美

藤河内渓谷

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[ 大分県佐伯市の観光名所 ]

 祖母傾国定公園内にある渓谷で

水源の観音滝から藤河内集落まで約8kmにわたって続く。

 

1959年(昭和34年)3月20日に大分県の名勝に指定されて以来、

1965年3月25日に『祖母傾国定公園』

2017年6月14日『祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク』

に指定されるほど古からの大自然が多く残る。

花崗岩から成る渓谷で、滑らかな岩質と無数の甌穴は

眺めているだけでも息を飲む美しさである。

そして一度渓谷に飛び込むと、天然のウォータースライダーや

甌穴による飛び込みスポットが多く存在する。

そのため夏にはフランス発祥のリバースポーツであるキャニオニングが大盛況で

一夏で数千人が訪れるレジャースポットとなる。

また、春には渓谷源流域(夏木山周辺)で、九州固有種の

ツクシアケボノツツジの群生が楽しめる。

初夏には蛍が飛び交い、秋には紅葉の名所として多くのカメラマンが訪れる。

また、冬には白銀の雪の世界と、氷瀑となった落差73.4mの観音滝の幻想的な

渓谷美が360度広がり、多くのトレッキング客が訪れる。

藤河内渓谷にはキャンプ場があり、渓谷を挟んで

「オートサイト(テントサイト)」と「バンガローサイト」2サイトに

分かれており、近くには、「藤河内湯ーとぴあ(入浴施設)」もある。

九州の秘境​ - 大自然の造形美

藤河内渓谷

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